「あ〜!ちゃんだぁー!!」

「こんにちは、ジロー先輩。」

「うん、こんにちはー!」

「いつも通り、元気いっぱいって感じですね。」

「さっきまで寝てたからねー。」



そうそう。俺は、ちゃんに会うまでに、い〜っぱい寝て、充電をしてるんだよ。で、ちゃんに会うときは、絶対に眠くならないようにするんだ!



「やっぱり・・・。本当、ジロー先輩って、いつでも寝てるっていうイメージがありますよね。」

「そう?」

「はい。でも・・・。意外とジロー先輩が寝てるところって、見てない気がします。」

「へへへ。」



だって、ちゃんと一緒に居るのに寝るなんて、もったいないでしょ?少しでも長く、一緒に居られるようにするには、寝てられないC!
そんな風に俺が嬉しそうにしていたのとは裏腹に、ちゃんは急に考え込んじゃった。・・・どうしたんだろ??



「・・・・・・う〜ん・・・。たまには、私もジロー先輩を起こしてみたいです。」

「・・・・・・・・・・・・それ、Eね!たしかに、ちゃんと会うときは起きてたいけど・・・。起きる瞬間に、ちゃんに会えるっていうのも・・・。」

「じゃ、これからは、私にも起こさせてくださいね。」

「もっちろん!・・・って、こっちが起こしてもらえるのに、ちゃんの方が頼むって・・・何だかおかCね。」

「いいんです。私がそうしたいんですから。」



そう言って、ちゃんは笑ってくれたけど・・・。でも、起こしてもらえる上に、目覚めてすぐにちゃんに会えるって・・・俺には2つもいいところがあるのに。
まぁ、せっかく、ちゃんもそうしてくれるって言ってるんだし、その厚意をありがた〜く受け取っちゃおうっと!・・・うん、楽しみ〜!!













 

芥川さんの口調って、意外と難しいんですよね・・・(苦笑)。とりあえず、いつも寝てるイメージが強いので、今回はそうじゃない芥川さんを目指してみました。

('10/06/18)