何やろうな、この気持ち。どうでもえぇはずのことで悩んだり、何でもないことがえらい幸せに思えたりする。
俺、こう見えてポーカーフェイスや、って言われてるんやけどなぁ。自分の前では、めっちゃ素になってまうみたいや。
ほら。また会えただけで、嬉しさがこみ上げてくる。
「あ、忍足先輩!!」
「こんにちは、ちゃん。」
「こんにちは!」
「今日もちゃんに会えて嬉しいわ。」
「何仰ってるんですか。朝練でも会ってるじゃないですかー!もしかして。朝、私と会ったこと忘れたんですか・・・?」
そないムスッとせんといてぇな。まぁ、そんな顔も可愛らしいと思うけど。
「忘れるわけないやろ?それを踏まえて、また昼も会えたんが嬉しいんや。」
「それはありがとうございます。私も嬉しいですよ。」
今度は楽しそうな顔。それを見てるだけで、俺も楽しい気分になってくる。
・・・ホンマ、重症やな。そうわかっとっても、止められへんのが恋ってやつなんやろな。
俺、ラブロマンス系とか見るん好きやし、こういう状況の話って、よう見たことあるなぁとは思う。そやけど、やっぱり自分が同じ状況になると、全然違うわ。めっちゃ幸せやって思えるし。でも、こんなにもどかしいもんなんや、とも思うな。切ない気持ちとかも、めっちゃ大きいし。
それでもな。俺は、ちゃんのためやったら、それぐらい・・・って思えるんや。
「ちゃんが会いたいって言うんやったら、俺はいつでも会いに行くで?」
「またまた、そんなご冗談を・・・。でも、ありがとうございます♪」
・・・冗談のつもりは無いんやけどなぁ。せやから、ちゃんも、いつでも俺の所に来たってな?俺は、いつでも嬉しいから。
素敵な忍足さんを目指して書いてるわけですが。書きながら「ちょっとキモイなぁ・・・(笑」と思ってしまったのは、忍足さんのことが好きだからこそ、ですっ!(←)
('10/06/18)