「（転校してきたのは、いいけど・・・。早速、掃除当番になるなんて・・・。）」
現在、みんなは部活中である。掃除当番の者は掃除中。そして・・・。
菊丸 「桃〜、こっちだよ〜ん♪」
桃城 「ちょっと、英二先輩！それ、俺が放課後に食べようと、残しておいたパンなんスよ？！」
菊丸 「ミーティング中に食べようとする奴がいけないんだにゃ〜！」
桃城 「でも、俺のなんスから・・・！」
この2人は昼に残しておいたパンの取り合い中。
桃城 「あっ、英二先輩！前！」
菊丸 「にゃに？・・・・・・・・・うわっ！」
「わっ・・・！」
菊丸とは、もろに、ぶつかってしまった。
菊丸 「・・・・・・・・・あっ。」
桃城 「英二先輩、前見ないからっスよ。じゃ、このパンは返してもらいますんで・・・。」
菊丸 「桃の野郎・・・。・・・ゴメン、大丈夫？」
「・・・はい（痛い、足打った・・・）。」
菊丸 「ホント、ゴメンね！」
「大丈夫ですから・・・。」
そのとき、は初めて、顔を上げた。
菊丸 「どっか、ケガしてにゃい？」
「（この人・・・、すごくイイ人っぽい・・・。でも、今『にゃ』って言ったよな・・・。）少し、足を・・・。でも、大丈夫です。」
菊丸 「足、打ったの？」
「えぇ、まぁ。（この人『にゃ』って言って、最初は引いたけど、今考えると、そこまで不自然じゃないなぁ・・・。）」
菊丸 「ホントにゴメン！」
「いえ、大丈夫です、ホントに。それに、私も気をつけていれば、よかったんです。」
菊丸 「そんなこと、にゃいって！」
「気をつけていれば、足音でよけれました。（やっぱり、いい人。まぁ、これから会うことも無いやろうけど・・・。）それより、あなたは大丈夫ですか？」
菊丸 「俺は全然、平気。」
「お互い、ケガ無くてよかったですネ。」
菊丸 「にゃははは。そういや、君、何て名前？」
「2年1組の です。」
菊丸 「俺、3年6組の菊丸 英二。」
「（いきなり、なんで名前聞いたんやろ・・・？って、うちも即答してるし・・・！）・・・。」
菊丸 「2年8組の桃城 武って知ってる？」
「さっきの人ですよネ？」
菊丸 「そ。アイツに会ったら、菊丸先輩が『これからは、部活中にパン、食べるなよ』って言ってた、って言っといて。」
「あぁ、はい。（そういうことか・・・。って、うち何、期待してんねん？！）」
菊丸 「ありがと。じゃ。」
「（あぁ、いい人やったな・・・。また会えるかな〜？まぁ、青学広いし、無理やナ。）」
次の日、は、また菊丸に会うのだった。
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初書き菊丸夢！と言うか、初書き夢！！です。もう、恥ずかしいとか、そんなコメントは、あえてしませんよ・・・？（笑）
そういうわけで、初めて書いてみたら、オチを考えるのが難しい！むしろ、恋愛要素を入れるのが難しい！！（←それじゃ夢じゃないよ？／笑）となり、こんな中途半端になりました・・・orz
なので、せめて夢っぽくしようと、菊丸視点を書いてみました。
もし良ければ、そちらも合わせてご覧になっていただければ、すごく嬉しいです。
そちらも既に読んでくださったという方は、次の最終話も読んでいただけると、（恥ずかしくはありますが、）とても有り難いです。
まぁ、そもそも、こんなところまで見てくださること自体、大変喜ばしいことなのですが（笑）。