お前は、まるで花のよう。

誰にでも平等に、綺麗な笑顔を見せてくれる。
悪い虫にも気付かずに。
しかし、お前は自ら、誰かに近づこうとはしない。

そんな存在。





さしずめ、俺は、そんなお前に憧れる蜂。

お前に会いたくて、認めてほしくて、あくせく働く。
そして、少しでも独占したくて、お前に近づく虫を威嚇する。

いつかは、俺の為だけに花を咲かせてくれることを願って・・・。









ヒロイン視点     Next → ( ヒロイン視点 ・ 日吉視点



 

これは、ヒロイン視点の『太陽』を書いた後、「これじゃ、ヒロインの片想いで終わっちゃって寂しいじゃないか!」と思って、書きました。

そんなわけで、これ以外の関連した作品も見ていただければ幸いです。

('08/02/07)